地中熱
地中熱とは
地中熱とは、浅い地盤中に存在する低温の熱エネルギーであり、地中熱は昼夜間又は季節間の温度変化の少ない地中の熱的特性を活用して利用される。
※クリックで表を拡大表示できます。
- 地中熱は、太陽及び地球内部からの熱に由来する再生可能エネルギーである。
- 地表近辺では気温の影響により地温は変化するが、地下10~15mの深さになると、年間通して地温の変化が見られなくなる。
- その温度はその地域の平均気温より一般に1~2℃高い。それより深い場所の温度は、一般に100mにつき2~3℃程度の割合で上昇するが、地温は安定した状況にある。
- 地中熱は、日本中どこでも利用でき、しかも天候等に左右されず安定的に利用できる。
※詳しくは、地中熱利用促進協会のホームページをご覧下さい。こちら → http://www.geohpaj.org/introduction/index1/howto
帯水層蓄熱冷暖房システム
※本システムは環境省「地球温暖化対策技術開発等事業」に採択されています
本施設の主要構成
- 夏期揚水冬期注入井 φ150mm×深度73m
- 冬期揚水夏期注入井 φ150mm×深度53m
- 夏期冬期注入井 φ150mm×深度54m
- ヒートポンプ 30馬力×2基
(冷却能力 90kW) (加熱能力 103kW) - ファンコイルユニット 45基
- 循環ポンプ 5台
- 多管式熱交換器 2基
- 蓄熱タンク φ900mm×1基

「帯水層蓄熱冷暖房システム」とは、年間を通じてほぼ一定温度の地下水の熱(地中熱)を有効利用するシステムです。
地下帯水層の冷水域と温水域に井戸を掘り、冬場は温水域からくみ上げた地下水の熱を暖房や消雪に利用し、夏場は冷水域の地下水を冷房などに利用します。
二酸化炭素(CO2)排出量削減効果や省エネ効果が高く、大気に熱を放出しないことからヒートアイランド抑制にも大きな効果があります。
特徴
- 再生可能な自然エネルギーの有効活用
- CO2排出量削減
- ヒートアイランド抑制効果
- 消融雪施設はソーラーコレクターとして利用可能
- 真夏でも快適!!
特徴
- 再生可能な自然エネルギーの有効活用
- CO2排出量削減
- ヒートアイランド抑制効果
- 雪国では地下水熱を消融雪にも活用可能
- 真冬でも快適!!
– 再生可能エネルギーについて学ぼう –
地中熱・地下水熱を活用した省エネ施設を見学下さい。
本社社屋に導入された「帯水層蓄熱冷暖房システム」、西部工業団地内事務室向けに設置された「地中熱ヒートポンプ冷暖房システム」の
見学を通して、再生可能エネルギー、とりわけ地中熱・地下水熱を活用した仕組みを紹介します。
年齢を問わずどなたでも見学できます。
月~土曜日 9:00~17:00
(出来れば1週間前までにご連絡ください。)
1回あたり、20名まで受け入れ可能です。
所要時間は1時間程度です。
諸経費
無料です。
申込み方法
電話 / FAX / メール で申込みください。
電話:023-688-6000
FAX:023-688-4122
問い合わせメール: m-takeda@jgd.jp
